紙ごみの発生抑制
文書電子化のメリットとコピー用紙削減
  紙使用量は減っていない
 インターネットが普及し、ペーパレス社会が到来して、紙の使用量が減少すると予想されたが、いっこうに紙の使用量は減っていない。パソコンの普及で手軽に印刷できるようになったこと、コピーが手軽にできるようになったことでオフィスでの紙の使用はむしろ増えている。
 しかし、文書を電子化することによって印刷やコピーを減らすことによるコスト削減効果と紙を使わないことによる温室効果ガス削減の寄与は大きい。
  文書電子化のメリットー紙媒体との比較
1.用紙代、印刷代(インク代)、コピー代などのコスト削減
2.訂正が簡単で即時的な対応が可能
3.配布が簡単(メール添付などで一括配布)
4.印刷や整理、製本などの手間が省ける
5.整理整頓が楽、簡単に取り出せる、検索などもできる
6.紙媒体のような場所を取らない、
  コピー用紙削減の取組み
●可能な限り紙媒体から電子媒体に転換
1.Eメールの活用
2.会議での配布資料は極力少なくするーペーパレス会議
3.資料の保管は紙媒体からパソコンや共有のデータベースへ
●どうしても印刷物にしなければならないとき
1.計画を立て、余分なコピーをしない。
2.印刷前に確認して、印刷ミスをなくす。
3.可能な限り裏紙使用をする。
4.両面印刷を推進する
コピー用紙削減ー横浜市の取組みー 平成16年度 上半期の成果
● コピー用紙購入量を半年間で616万枚削減
コピー用紙購入費は約308万円、 コピー代金を少なくとも半年間で約6千万円削減
● グリーン製品の平均購入率は、 第1四半期98.5%、第2四半期97.6%と、高い水準を達成
● 温室効果ガスは、半年間で約5万1千トンの削減