紙ごみの発生抑制
電子ペーパーと電子ブックリーダー
 

電子ペーパー

パソコンの液晶画面と異り、電子インクを用い、印刷のインクのように反射光で見る。本と同じ感覚で見ることができる。暗いところでは見えない。電源を切っても表示は消えないので消費電力は非常に少ない。厚さも1mm程度ど薄く、曲げることもできる。紙と違って動画表示もできる。電子ペーパーの方式には、「マイクロカプセル型電気泳動方式」(イー・インク)、「コレステリック液晶」(富士通、富士通フロンティア)、「電子粉流体」方式(ブリジストン)電気泳動方式などがある。紙のように書き込みや消すことのできる電子ペーパーも開発され、限りなく紙の印刷表示に近づいてきた。セイコーエプソン、凸版印刷など開発している。1枚の電子ペーパーだけで沢山の本が読めるようになる。パソコンは、液晶画面が電子ペーパーに変わり、使い方が紙を使う感覚になるなど、大きく変る可能性は大いにありうる。
電子ペーパーを使った各種の電子ブックリーダーが発売されている(下記)。

 

各種の電子ブックリーダー

FLEPia (富士通フロンティア) FLEPia

・世界初のカラー電子ペーパー
・画面サイズ:8インチ、カラー、1024 x 768
・ボタン操作とデジタルペンでのタッチパネル操作を採用
・厚さ 12.5mm ・重さ:360g
・無線LAN
・一度の充電で最大40時間の連続使用
・価格:99750円

写真はFLEPiaのサイトから

デジタルコンテンツの著作権保護を可能とする「KeyringPDFフォーマット」 に対応。

FLEPiaの電子書籍サイト
ふれっぴ屋   SpaceTownブックス   小学館eBOOKS  

Kindle (Amazone)
Kindle2
・画面サイズは6インチ、解像度 600 x 800
・厚さ 約9.1mm ・重量 約290g
・ディスプレイは16階調で白黒
・1充電で2週間。WWAN常時接続onの場合は4日間
・ユーザー領域約1.4GB
・価格:359ドル
一般的な書籍にして1500冊以上保存可
購入した書籍はすべてAmazon側でバックアップ、
kindle Store(約30万冊発売)から購入
写真はKindleのサイトから

Kindle DX
・画面サイズは9.7インチ、解像度 1200 x 824
・縦264mm、横183mm、厚さ9.7mm ・重量 536g
・ディスプレイは16階調で白黒
・1充電で2週間。WWAN常時接続onの場合は4日間
・ユーザー領域約3.3GB。一般的な書籍にして3500冊保存
PDFリーダー内蔵、購入した書籍はすべてAmazon側でバックアップ、直接ダウンロード可能
・価格:489ドル

ニュースソース
・米国の大手教科書出版社がKindle向けに教科書を発売。
・Arizona State Universityなど5つの大学で、数百台の「Kindle DX」を学生に配布。
・ 「The New York Times」「The Boston Globe」「The Washington Post」は、新聞を配布していない地域限定で長期契約者に対して「Kindle DX」向けに低価格版の購読サービスを提供。
e-Book Reader (Sony)

PRS-600
・画面サイズは6インチ、白黒、800 x 600
・タッチスクリーン、手書き入力、ソフトウエアキーボード
・厚さ 1cm
・価格:299ドル


写真はe-Book Readerのサイトから

PRS-300
・画面サイズは5インチ、白黒、800x600
・タッチスクリーン、手書き入力、ソフトウエアキーボード
・厚さ 0.5cm
・価格:199ドル

The eBook Storeから購入

nook (Barnes & Noble)

nook
・幅4.9、高さ7.7、厚さ0.5インチ
・最大1500冊の本を保存

・価格:259ドル


Barnes & Nobleのサイト(100万冊を越える)から購入

写真はnookのサイトから