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ホーム > 焼却に代わるごみ処理法 : 亜臨界水反応によるごみ処理の原理
焼却に代わるごみ処理法 ー炭素化法ー

炭素化によるごみ処理法

原理     実証プラント例     施設見学記     炭素化によるごみ処理施設の考察    

原理

「炭素化」は炉内を窒素によって充満し、酸素の存在しない状態の還元雰囲気内で組成分離を行います。炉内温度は3段階に分け、最高温度450℃の低温熱分解を行います。酸素が無いからダイオキシンも出ません。紙や生ごみなど炭素を含むものは炭素になり、プラスチック類は分解され石油(重油相当)、塩素ガスは塩酸として取り出すことが出来ます。金属類は原形を保ったまま回収されます。

処理プロセス

廃棄物
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[窒素置換工程]空気が抜かれ窒素が注入される。窒素は空気中から分離される。
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[水分蒸発工程]150℃の熱で水分を蒸発させる。
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[塩素除去工程] 300℃で塩素分が蒸発、空気にふれないので、微塩素イオン水として回収される。
  ↓
[分解炭素化工程] 残った有機物は450℃で純度の高い炭素に変化する。
  ↓
[冷却工程] 蓋を開けても発火しないよう、冷却される。
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炭素化生成物

取り出した炭素を精製すれば炭素繊維、建築材等幅広い用途に利用できる。

ごみ焼却の課題

焼却に代わるごみ処理技術

生ごみの減容HDMシステム

亜臨界水処理法

亜臨界水ごみ処理の原理

炭化法

炭素化法

炭素化法の原理

これからのごみ処理施設