家庭で行う生ごみ処理方法

生ごみ密閉式嫌気性発酵処理

嫌気的微生物により生ごみを分解する方式。
密閉式のため、虫が発生しずらく、また小型で屋内でゴミ処理ができる。
容器の値段は3000円程度と廉価。発酵促進剤が必要。

密閉式容器の使い方

最初にやること

 EMボカシをバケツの底にさっとまいておくと初期発酵がスムーズになる。
 最初、新聞紙を四ツ折りに底に敷いておくと水分調整になり、発酵液も澄んだものが出てくる。
  EMボカシ:EM菌と米ぬかなどを混ぜ合わせたもの、
  EM菌:発酵に有用な微生物群(Effective Micro-organisms)を集めたもの

毎日の手順

 よく水を切った生ごみをバケツに入れ、ボカシをひと握り分(20〜30g)ふりかけ、まんべんなく生ごみに混ぜる。
 生ごみを上から押さえ、生ごみの間にある空気を押し出す。
 中ふたをして、バケツの蓋をしっかりと閉める。

発酵液の取り出し

 発酵が進むと、バケツの底に発酵液が溜まってくるので、こまめに取り出す。
 発酵液は水で1000−2000倍に薄めて肥料として使える。

2次発酵

 生成物をプランターなどの別の容器に移し、土と良く混ぜる(生成物と土の割合は1:5程度が目安)。
 1ヶ月程度でたい肥として使えるようになる。

市販の密閉式容器

生ゴミ発酵器 EM-18 ベージュ    
製造元アイリス
容量18リットル
サイズ37W × 36D × 49Hセンチ
材質本体:ポリプロピレン、ABS樹脂  スタンド:ポリエチレン、スチール、塩化ビニール樹脂
価格2780円(Shimachu府中店)